私のブログへようこそ。今日は少し話しにくい、けれど誰にとっても他人事ではない「病気」の話をしようと思います。事の始まりは、数週間前、お腹のあたりに見つけた小さな赤いポツポツでした。私は昔から肌が弱く、少しのストレスや睡眠不足ですぐに湿疹が出る体質でした。だからその時も、「ああ、またいつものストレス肌荒れか」と、引き出しの奥に眠っていた古い湿疹薬を塗って、適当に済ませてしまったんです。痒みがないのが少し不思議でしたが、むしろ痒くないならラッキー、くらいに思っていました。でも、それが大きな間違いの始まりでした。二週間ほど経った頃、その赤いポツポツは消えるどころか、腕や足、さらには手のひらまで侵食してきました。それでも私は、まだどこかで「ひどいアレルギー反応に違いない」と自分に言い聞かせていました。病院に行くのが怖かったのもありますし、何より自分が「性病」なんていう、ドラマの中のような言葉に関係があるとは思いたくなかったんです。重い腰を上げて近所の皮膚科に行った日、先生の反応は私の予想とは全く違うものでした。「これ、いつから?最近、熱は出なかった?変なしこりは?」という矢継ぎ早の質問に、私はただ呆然とするしかありませんでした。そして先生は、少し言いづらそうに、けれどはっきりと「梅毒の可能性が高いです。検査しましょう」と仰ったのです。その瞬間、頭の中が真っ白になりました。性病って、不潔な人や特別な遊びをしている人がなるものだという勝手なイメージを持っていました。でも、実際はそうじゃない。普通に恋をして、普通に生活している誰にでも、そのリスクはあるんです。結果はやはり陽性でした。お医者さんからは、痒くない発疹こそが梅毒の怖い特徴なんだと教わりました。痒みがあれば誰でもすぐに病院へ行くけれど、痒みがないからこそ放置され、気づかないうちに病気が進行し、他人にうつしてしまう。私は自分を責めました。もし、あの時すぐ病院へ行っていれば。もし、ただの湿疹だと決めつけなければ。治療を受けて発疹が消えた今、私は声を大にして言いたいです。「自分の身体に起きた変化に、勝手な名前をつけないで」と。赤い斑点一つとっても、そこには身体からの切実な訴えが隠れていることがあります。恥ずかしいという気持ちは、病気を治してはくれません。もしあなたの身体に、原因の分からない、けれど確かにそこにある発疹を見つけたら、どうか私の失敗を思い出して、すぐに専門家の扉を叩いてください。それは、自分自身を大切にするための、最も勇気ある行動の一つなんです。